おれがあいつであいつがおれで

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    長女は小学校3年生。本を読むのが三度の飯より好きな、まさに「本の虫」です。
    「おれがあいつであいつがおれで」は、男の子と女の子の体と心が入れかわって
    しまう性転換フィクション(当たり前ですね)作品です。

    私と同世代の方は大林宣彦監督作品である「転校生」をご覧になったことが
    あるかもしれません。小林聡美さんがパンツ一丁で、鏡にうつった自分の乳房を
    見て「バン!」と叩いて驚く姿が印象に残っています。

    書店でこの本の題名を見た時、すぐに「転校生の原作本だ!」とわかりました。
    娘に「この本、ママが小さい頃映画になったお話なんだよ、読んでみる?」と
    すすめると、「ほしい!」と乗り気。

    以前、こちらの記事でも触れた気がしますが、我が家ではお店で「買って」と
    言われたものを、次にそのお店に行った時にも物欲が続いているかどうかで
    購入を決める「習わし」があります(「俺は違う」と夫から苦情がきそうですが)。

    この本も、「じゃあ、次本屋さんで見かけて覚えていたら買ってあげる〜♪」と
    話をして本屋を後にしました。

    先日、違う書店に行った時、入り口ですぐさま「ママ!、あの心が入れ替わっちゃう
    お話買ってよ!」と娘に言われました。
    よほど、話の内容に興味を抱いたのでしょうね。さっそく購入し、帰りの車
    の中で既に読み耽っていました。

    最初に章をばらばらに拾い読みし、その後は通読して、その次はじっくりゆっくり
    読んでいるようです。
    つまり、そこまで彼女の心をつかんだ本さすが、30年以上読み継がれて
    いるベストセラーです。

    そこまで読み込んでいるので、時々面白い箇所を紹介してくれる長女。
    「『チン●コ』って言葉が何度も出てくる!」
    「おばあちゃんが昼寝している時に、口の中にたくさん蠅が入って云々」
    純児童文学にはおよそ出てこない奇抜な言葉や表現、設定が、彼女にとっては
    とっても可笑しいようです。

    親としては、「え?『チン●コ』??」「殺虫剤で殺しちゃった?おばあちゃんを?」
    と、「はてな」がたくさんです。そんなお話だったっけ??

    こんなお話が、児童文学でいいのかな〜・・と思うのは親心で、子どもにとっては
    ワクワクするのでしょうね。この世界は深いですね・・

    児童文学は未知の世界。これから子どもたちと開拓していくのが楽しみです。
    映画の記憶が薄れているので、長女が読み飽きたら貸してもらって読んでみます。

    ちなみに、こちらのお話の原作者 山中恒さんは、私の大好きな絵本の一つ
    「ハルばぁちゃんの手」をお作りになった方です。




    TVドラマ「あばれはっちゃく」もお作りになっていることを知り、幼少〜成人
    とお世話になっているなと実感しました。

    『アベコベさん』

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      表紙の字を見てみてください。
      ・・字が逆さまです。
      この字と同じように、何をするにも普通の人とアベコベな事をする一家のお話です。

      大人が読むと、数々の「うわっ!なんだこれ」「あり得ないでしょう?」といった
      シーンが出てきます。

      ベッドで食事を食べる、お風呂場の湯船以外の場所に湯を溜めて入る、パジャマで
      外出する(ま、かつでパジャマを着て取材に応じたミュージシャンはいましたが)など。
      さらに、家の出入り口は窓です。

      大人は、「一般常識」が身体に滲んでいるため、「非常識」な行為をみるとつい
      心が拒絶反応を起こします。ほんのりと不愉快な気持ちになります。

      しかし、子どもはそんな常識さとは離れている人たち。大人の「常識」は子どもに
      とっての「矛盾」なんですね。

      だから、この絵本は子どもたちに大受けです。長女のために購入しましたが、
      受け継いだ次女が最近この絵本の面白さに目覚め、寝ても覚めてもこの絵本を
      「読んで」って持ってきます。

      子どもは、成長するにつれてだんだんと「一般常識」を身につけるようになります。
      大人になるための一歩を、成長するにつれて踏みしめていくんですよね。
      だけど、その狭間に気持ちは揺れ動くもの。そんな揺れ動く心の拠り所になる
      お話だと思います。

      生活の中で、つい大人の時間軸に子どもを押し込んで「はい次あれしてこれして」
      ってせき立てるような生活になっちゃっていませんか?
      たまには休憩して、思いっきり「矛盾」さを楽しむことも、親子のリラックスに
      繋がります。

      大人も、もし社会や一般常識に疲れ果てていたら、この矛盾さを子どもと一緒に
      受け入れ「わはは」と笑ってみてください。きっと心がほぐれるはず。

      余談ですが、この家族の長女は「ブッス」ちゃんと言います。
      名前を覚えるのが苦手な私ですが、ブッスちゃんだけは不思議とすぐに覚えました。




      ひ・み・つ

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        人の人生は長い。
        20代の頃はそう思っていました。

        しかし、
        子どもが産まれ、アラフォーの
        仲間入りをした今はだんだんと
        「人生ってやつは有限なんだ」
        と実感するように。

        特に、細胞分裂を繰り返して
        ぐんぐんと成長していく子ども
        たちをみていると、
        「ひとの成長は早い」と共に
        「人生は決して長くはない」
        と自分の今後の人生について
        考えさせられます。

        この絵本は、40年前に夫を亡くした
        おばあちゃんが、もう一度
        おじいちゃんと会いたいという
        お願いを、お孫さんがおまじないで
        叶えてあげるお話です。

        最後にはおばあちゃんは若い頃
        に戻っておじいちゃんとダンスを
        します。

        ある時期、我が家の姉妹が大変
        気に入って、数日連続で読んだほど
        人気がありました。

        私は、夫と知り合ったばかりの頃
        のことや、自分の両親が若い頃
        こんな感じだったかも、と
        過去に思いを馳せたのですが、
        子ども達の心にはどう響いて
        いるのでしょうか?

        もう少ししたら、そんな話をできる
        んじゃないかなと今から楽しみです。

        ファンタジーですが、子ども心には
        矛盾のない範囲内の「ファンタジー」
        だと思いました。

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