『アベコベさん』

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    表紙の字を見てみてください。
    ・・字が逆さまです。
    この字と同じように、何をするにも普通の人とアベコベな事をする一家のお話です。

    大人が読むと、数々の「うわっ!なんだこれ」「あり得ないでしょう?」といった
    シーンが出てきます。

    ベッドで食事を食べる、お風呂場の湯船以外の場所に湯を溜めて入る、パジャマで
    外出する(ま、かつでパジャマを着て取材に応じたミュージシャンはいましたが)など。
    さらに、家の出入り口は窓です。

    大人は、「一般常識」が身体に滲んでいるため、「非常識」な行為をみるとつい
    心が拒絶反応を起こします。ほんのりと不愉快な気持ちになります。

    しかし、子どもはそんな常識さとは離れている人たち。大人の「常識」は子どもに
    とっての「矛盾」なんですね。

    だから、この絵本は子どもたちに大受けです。長女のために購入しましたが、
    受け継いだ次女が最近この絵本の面白さに目覚め、寝ても覚めてもこの絵本を
    「読んで」って持ってきます。

    子どもは、成長するにつれてだんだんと「一般常識」を身につけるようになります。
    大人になるための一歩を、成長するにつれて踏みしめていくんですよね。
    だけど、その狭間に気持ちは揺れ動くもの。そんな揺れ動く心の拠り所になる
    お話だと思います。

    生活の中で、つい大人の時間軸に子どもを押し込んで「はい次あれしてこれして」
    ってせき立てるような生活になっちゃっていませんか?
    たまには休憩して、思いっきり「矛盾」さを楽しむことも、親子のリラックスに
    繋がります。

    大人も、もし社会や一般常識に疲れ果てていたら、この矛盾さを子どもと一緒に
    受け入れ「わはは」と笑ってみてください。きっと心がほぐれるはず。

    余談ですが、この家族の長女は「ブッス」ちゃんと言います。
    名前を覚えるのが苦手な私ですが、ブッスちゃんだけは不思議とすぐに覚えました。




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