オノマトペが距離を縮める

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    先日、長女の学級で深ーい絵本を読みました。

    予想通り、絵本の凄さに圧倒されて教室が静まり返った
    (と私は思いました)
    のですが、その前にこの「ねこガム」を読んで少し
    和やかなムードを作っていたのでした。

    文は「フー」や「プー」「パチン」などといった
    オノマトペ(擬声語)のみ。

    いつもよりやや大きめの声で、
    童心にかえり張り切って読みました(笑)

    幼児向けの絵本で短いお話なのですが、最後まで
    ワクワクさせてくれる内容で小4にも大受けでした。

    この絵本、前任の図書室のA先生が教えてくれたんです。
    A先生、元気かなぁ。


     

    朝の本読み活動

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      長女の学級で絵本を読みました。
      2年間受け持って頂いた担任の先生への感謝も込めて、
      3学期中に滑り込みセーフですが読みにいけてよかった!



      この日は東日本大震災から3年目の日。

      日程も選書も震災を特に意識してはないのですが、
      一人の女性の一生を描いた「ハルばぁちゃんの手」を読みました。



      木下さんの鉛筆画は、まるで写真のようにリアルで、
      描かれる人の表情も、「生きる」ことのリアルさを引き立てます。



      お話の内容も相まって、この絵本を読むと誰もがしーんと
      してしまう、そんなすごい絵本。


      久しぶりに子どもたちの前で絵本を読みましたが、真剣に耳を
      傾け、絵に圧倒されている様子が読み手の私に伝わってきました。



      先生はいつも、読んだ後に感想を募ってくださいます。
      いつもはたくさん手が挙がるのに、今回は常連のS君のみ。

      S君は、
      「読み方が上手だった。お話がすごくよくて、今日という日にぴったりだと思った」
      と言ってくれて、ああ、やはりみんなも今日を祈る気持ちで過ごしているんだな。
      読んだ後の、学級の静けさからも伺えました。



      絵本って本当にすごい。
      来年度も、学級でいろんな絵本を読みたいです。



      そうそう、長女は帰宅後、いの一番に
      「今日の読み方上手だったよ」
      と言ってくれました(^^)。





       

      てんてんてん

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        評価:
        わかやま しずこ
        福音館書店
        ¥ 756
        (1998-06-10)

        「いつから絵本で子育てを始めたらよいですか?」
        絵本講座で、よく受ける質問です。

        私は、松居直さんのお言葉を借りて「生後10ヶ月ごろから」※とお答えしています。

        ただし、これはあくまでも目安です。
        赤ちゃんの発育具合や育つ環境の差がありますし、何より赤ちゃんが絵本に反応を示していて、またお母さんやお父さんが絵本を介した赤ちゃんとの関わりに楽しみを抱けるのであれば、いつからでもいいですよ、とお伝えしています。

        そういうわけで、私も三女が生後4ヶ月の時に、絵本を読み始めました。

        「てんてんてん」
        (わかやましずこ作・福音館書店)

        てんとうむしの赤、かたつむりのぐるぐる(貝殻)、ほたるの光、かさかさ動くかまきり。その絵に、リズミカルな言葉が散りばめられています。

        擬音が心地よく、描かれる絵がはっきりとしています。それを、三女は耳で読み声を聞き、目を見開いて絵をじーっと見つめます。

        絵本に反応する姿を見て、お姉ちゃん2人は「私も読んであげる!」と次々読みはじめます。三女は、読み手が違うと不思議そうな顔をします。声の違いがちゃんと分かるんですよね。

        これからもいろいろな絵本を読もうね。

         

        絵本講師養成講座を受講しませんか?

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          子どもを育てている親御さんをはじめ、子どもに関わる方に質問です。
          子どもと接する時に何を参考にしてますか?
           
          伝承された子育ての技術だったり、学校で学んだ児童心理だったりと、
          いろいろあると思いますが、「勘」も多くの割合を占めているのでは
          ないでしょうか。
          要するに、ご自身の中にある「直感力」です。
           
          幼少時に大人に育てられた私たちは、どうやって親が接してくれたか、
          先生がどんなことを言ったか、そんなことを何かの折にふっと思い出します。
          それは、揺るぎない事実であり、私たちの思考の礎になっています。
          誤魔化したり、なかったことにできない。心に抱きながら成長します。
           
          大人になって今度は自らが子どもを育てたり、子どもと接する時、
          それが指針となるのです。
          でも、多くのことは大抵忘れていて、同じ場面に出くわしたとか、改めて
          見つめなおす機会があったとか、そういう時にしか思い出せません。

           
          「絵本講師養成講座」を受講すると、
          スクーリングやレポートを通じて、自分自身の幼少時代とじっくり向き合う
          ことができる可能性が十分にあります。
          なぜかというと、絵本の言葉や絵は、私たちの子ども時代を思い出させて
          くれるからです。その仕組みを体系的に学ぶことで、自分自身のルーツを
          たどることができるかもしれません。幼少期の自分と向き合うことで、
          前述の「直感力」をブラッシュアップしませんか?

           
          私の場合、絵本が漠然と好き、という気持ちで受講をしましたが、講座を
          こなしていくうちに、小学生の時に通っていた塾のことを思い出しました。
           
          国語がとりわけ好きで、長文読解問題を解くことを楽しみとしていたことを
          思い出しました。先生の解説も面白かった。この時に授かった言葉に、今の
          自分は作られているという自負の念が、講座受講によって確かなものに
          なりました。

           
          個人差があるので様々だとは思いますが、絵本が好きな方ならまずは受講!
          を強くおすすめします。子どもとの向き合い方も変わってきますよ。

          絵本講師・養成講座の詳細は下記の画像をクリック!

          「うちにあかちゃんがうまれるの」

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            3人兄妹の末っ子、まなかちゃんが語り部の絵本。
            自宅出産で弟が生まれる前後の様子が、写真から活き活きと
            伝わってきます。

            文は、まなかちゃんのお母さん。
            撮影は写真家のお父さんです。




            この本は、お産に立ち会う娘たちのために選びました。
            陣痛に耐える姿、分娩、出血。そして新しい家族との生活。
            「こんなこととは知らなかった」とならないように、
            心の準備の手助けになればと用意したのですが・・・
            意外に私の心の拠り所になりました。


            なにせ、5年振りのお産。以前の記憶が薄れていて
            「こんなんで痛みや辛さ、乗り切れるのかな?」
            と心配だったのです。

            この絵本で「陣痛って、分娩ってこんな感じだったんだな〜」
            とリマスターできて良かった!

            特に参考になったのは、
            お母さんが、宿題をしている子どもたちの傍らで陣痛と向き合う姿。
            その顔つきや様子は辛そうだけど、新しい家族の誕生を待ちわびる
            喜びも伝わってきました。
            そうだったそうだった!こんな感じだよねと。


            もちろん、絵本には具体的な場面は出てきません。
            詳細までは語らずに、シンプルに概要のみを伝えています。

            立ち会い出産を経験済みの子が読んだら、
            体験したことを絵本に加えつつ、過去を振り返るかな?

            これから経験する子は、絵本で経験したことに実際の体験を
            加えていくのでしょうね。



            お産は、長い人生のほんの一時の経験。
            たくさん経験することではないから、写真で分かりやすく
            伝えてくれる絵本はとても貴重です。


            巻末にはきょうだいとお母さんの対談が載っています。
            ジーンときたのは、お母さんのいとう えみこさんが
            「助産師さんを呼ぶ前に、家族に揃っていてほしかった」
            という話。
            みんなで赤ちゃんを迎えたいという気持ち、よくわかります。


            現在在庫切れですが、近々増刷予定だそうです〜


            絵本に載っている写真の真似をしてみました。

            赤ちゃんがやってきた

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              9月16日、台風と共に我が家に赤ちゃんがやってきました。


              三女、むーちゃんです。

              これから始まる三度目の赤ちゃんとの暮らし、そして絵本で子育て。
              今からとっても楽しみです!

              話は変わりますが、初めての布おむつ育児を始めました。
              (長女も次女も家庭ではオール紙おむつでした。)

              排泄の助けも、絵本で子育てと共通する部分が
              たくさんあるなと実感。


              その中でも基本は
              「親子・家族のコミュニケーション」です。



              すごくシンプルなことなのに、私は今までまったく
              気が付いていませんでした。


              なんで今まで気が付かなかったんだろう?


              最近そんなことをよく考えています。




              三砂ちづるさんの著書
              「赤ちゃんにおむつはいらない」(勁草書房)
              にはこう書いてあります。




              「生まれたばかりの赤ちゃんは、言葉も話すことができず、身体的にも多くの助けを必要としている「弱い」存在である。
              その家族で一番弱い人が、自分の思いを伝えられなくて、泣き続けることがないように、周囲が共感能力を高めていく。
              幼い人の排泄にむきあう、ということは、そのための一つの大きなきっかけなのである。」




              赤ちゃんの頃から「心の土台作り」は始まっている。
              だからこそ、家族でしっかりと支えていきたいです。




              ところで、母に布おむつの話をしたら・・・
              「変わり者」扱いされました(笑)


              いつもお世話になっている、近所にあるごはん屋さんの
              Mさんには誉められました。この差はいかに・・・?

              3回がたいせつ

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                グリム童話の完訳版を読み始めました。

                グリム童話は、もともと初版から版を重ねるにつれてそのお話の内容を変えており、世界中でもっとも読まれているのが最後の第7版です。

                主に残虐な内容が変えられており、比較と共に何故変えられたかの研究が本国ドイツだけでなく、各国でなされているようです。
                (第7版も十分残虐な内容が残っています)

                日本での研究の第一人者が、昔ばなし研究の小澤俊夫さん(小澤むかしばなし研究所)。私は、小澤俊夫さんの著作「昔話が語る子どもの姿」(古今社刊)を読んでから、グリム童話や日本の昔話が子どもに何をもたらしてくれるのか、そこにとても興味がわきました。

                「昔話が語る子どもの姿」では、グリム童話のお話がある時期から完全に残虐性を含んだお話の内容を変えられ、メディアを通じて有名になっていった、ということに触れられています。(深くは・・・特に申しませんが・・・)

                日本の昔話もそうですが、絵本や児童書になった段階でもともとのお話を簡略化したり、内容を変えたりして出版されている昔話はたくさんあります。

                しかし、その内容を変えてしまうことは、物語が伝えたい子どもへのメッセージをそぎ落としてしまうことに他ならない、と小澤さんは前述の本で語っています。

                たとえば、昔話ではグリム童話も日本の民話でも、3回同じことを繰り返す場面が数多くありますが、これはとても大事なことなんだそうです。

                子どもは同じ言葉を繰り返し聞くと安心します。もう知っていることとまたであうことが好きだからです。子どもの成長は決して一直線ではなく、曲線を描きながら先に進むものだから、3回の繰り返しが子どもの気持ちを安心させるのですね。

                他にも何故3回なのか?は「人間に一番合うリズムだから」「クレッシェンドの働きをしているから」「昔話は音楽と同じで、写実的文芸ではなく抽象的文芸だから」と色々解説されています。

                絵本講師という仕事柄もありますが、娘たちの母親の立場からみても、グリム童話の完訳版は知っておきたくなりました。眠る前に1話ずつ、こつこつ読むのが密かな楽しみです。
                (残虐とはいっても抽象的なので、悪い夢は見ませんよー)


                ちなみに、小澤さんはFM FUKUOKAにて「小澤俊夫 昔話へのご招待」という番組で色々な昔話の解説をしていらっしゃいます。過去の放送がアーカイブ化され、インターネットでも聴くことができます。こちらのお話もとても面白いので、興味のある方は是非聴いてみてください。(画像をクリックするとリンク先に移動します)



                2009年8月7日放送では、「大人は一度はグリム童話の完訳版を読むべき」とおっしゃっていました。




                ふみさんの「絵本のあたたかみ」のお話

                0
                   とても素敵なお話を伺ってきました。
                  長嶺今日子さんが主宰しているブッククラブ「えほんだな!」のお楽しみ会、「絵本の会」に参加しました。
                  今回のゲストは、世田谷の梅ヶ丘駅近くで「ことり文庫」という本屋さんをやっていた、ふみさんです。


                  ことり文庫は、二年半前に一旦「冬眠」して、しばらくはブッククラブや通販形式の本屋さんでした。今年7月、鎌倉にて実店舗再開予定だそうで、とても楽しみ。

                  「絵本のあたたかみ」というテーマで30分、時間は短いけれどとても濃い内容をお話してくれました。

                  私が特に心揺さぶられたのが、「ちいさいうさこちゃん」のお話。石井桃子さん(後に松岡亨子さん)の訳文や、絵本の大きさや1ページの行数、フォントや色まで細かな気配りがされていると聞いて目から鱗でした。子どもが絵本の世界に入り込みやすい工夫が随所にあらわれているからこそ、長く読み親しまれているのですね。



                  また、ふみさんが山脇百合子さんの絵が好き、というお話も面白かったです。絵の背景に、きちんとした暮らしが描かれていると聞いて「うんうん」と心で大きく頷いていました。


                  本当は「家出のすすめ」というテーマの予定が、小さいお子さんとそのママが多いので急遽変更になったそうです。「家出のすすめ」もぜひ聞いてみたいな。

                  絵本や本の販売もあったので、私は松岡亨子さんの「えほんのせかい こどものせかい」を購入しました。「本屋さんをやるにあたって、心の拠り所にしている本が何冊かあり、そのうちの一冊です」と紹介してくださったからです。絵本や本はこういう出合いのほうが、俄然楽しさが違います。

                  ことり文庫が梅ヶ丘にあった時私もお客の1人でしたが、ことり文庫ではこういう絵本や本との楽しい出合いをたくさんしてきたな〜と思い出しました。くんちゃんシリーズや、フランシスシリーズもことりさんから教えてもらったんだっけ・・・その日の夜は、ひさしぶりに「くんちゃんのはじめてのがっこう」を娘たちと読みました。みんなの街に、こんな本屋さんがもっと増えるといいのにな。
                  オープンしたら、お散歩がてら遊びにいきます!

                  絵本講座@神戸!

                  0
                    神戸の深江南地域福祉センターにて、絵本講座をやらせて頂きました!
                    ご招待頂き、初めての関西での絵本講座です。


                    今回、「TVを消して絵本を読もう」というテーマで講座を設定しました。

                    我が家には、長女が3歳半からテレビがありません。

                    テレビ無い生活をスタートした時期と、親子で絵本をたくさん読み始めた時期
                    が重なった我が家では、実に色々な発見や驚きがありました。そのあたりを
                    メインにしつつ、絵本の面白さや素晴らしさを具体例を交えながらお話しました。

                    受講者の方は熱心に絵本の勉強をされている方たちばかりなので、メモを
                    とったり、頷いてくださりながら聴いて頂きとても嬉しかったです。



                    テレビが生活の中の一部にある方にとっては、テレビ無い生活って
                    いったいどんな感じ?と不思議に思われることでしょう。

                    こんな実例もあまりない(?)と思うので、テレビ・絵本・育児との関わり
                    について聞きたい!知りたい!という方いましたら、是非お声かけ
                    くださいね〜

                    最後に一つ付け加えておきますが、私はテレビ全否定ではないんですよ〜
                    何と、年末は実家のテレビを我が家にもってきて家族でみるんです!
                    某漫才の決戦も大好きです(^^)

                    子どもはみんな天才!

                    0
                       昨年、娘の通う学校の行事で講演を聴きました。
                      山梨大学教授 加藤繁美先生の「子どもの育ち」に関するお話。

                      その後、加藤先生のお話に感銘し、先生の著書
                      「子どもと歩けばおもしろい」を読みました。



                      (講演会の内容や先生の著書についてはまた折りをみて触れますね。)



                      私が講演を聴いて実感したことが2つあります。
                      それは、
                      「子どもの話に耳を傾けて、もっと面白がろう」
                      「そのためには、子どもが話しかけ易いように隙を作ろう」
                      ということでした。


                      最近になってようやく、次女のいわゆる日常の「つぶやき」が面白いなぁと
                      感じるようになってきました。

                      最近、妊娠中で身体を気遣っていることもあり、なるべく
                      心にゆとりを持とうと心がけているからでしょうか。
                      それとも、次女の成長の大きな節目なのかも・・・

                      日常の合間、ふっとした時、実に面白い話をしてくれるのです。


                      例えば、
                      「ママのお腹の中の赤ちゃんのお腹に、また赤ちゃんがいたら
                      いいのにね〜。」

                      「地球って、はさみで切れないぐらい大きいよね。
                      でも、おおきいはさみと、おおきい人間がいたらじょきん!って
                      切れちゃうかもね〜」

                      など。
                      不思議と、私と2人だけの時にぼそりと言うんです。

                      現実と空想の世界をいったりきたりしながら成長する子どもたちは、
                      現実だけにとらわれない自由な発想を持っていますね。

                      皆さんのお子さんの、面白い「つぶやき」があったら是非教えてくださいね(^^)





                          

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