言葉の本質を見抜く力

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     ずいぶん前の話です。

    一人で世田谷線に乗った時のこと。
    9月に入り、近隣の神社では大祭が執り行われているようで、
    その日もお父さんと小さい娘さんの2人連れが、祭り着で身を固めた姿で
    電車に入ってきました。

    お父さんは、いかにもお祭り好き!って感じのイケメンで、
    江戸っ子気質がにじみ出ています。

    娘さんは、まだ2歳ちょっとぐらいかな?
    ピンクのハッピ姿が粋だけどかわいらしい子です。

    電車に乗るなり、娘さんが「空いている席ないかな〜座りたいな」
    と言い出しました。
    何とも憎めない可愛らしい発言。

    すると、お父さんがすかさず「すぐだからいいんだよぉ、立ってな」
    と言いました。

    文字だけだと厳しそうな言い方ですが、愛情のムチといいますか、
    愛の籠った抑揚で、厳しいけど優しい口調でした。

    すると、優先席に座っていた女性が「どうぞ」と席を譲ってくれました。

    お父さん
    「あっ、こりゃどうもすみませんっ」とお礼を言いながら、
    「なんだよぉ、だらしねぇ奴だなぁ〜」
    と娘さんを座らせます。
    お子さんの顔からは笑みが溢れます。

    世田谷線は2両しかない電車で、我々が乗っていたのは
    進行方向の1両目でした。
    その1両目の後ろ半分全体が、一気に和やかな雰囲気に包まれ
    ほのぼの〜としました。

    決して優しい言い方じゃないけど、
    口調が愛に包まれていて、お子さんも言葉の本質をきちんと
    理解している。

    そして、親子の絆がしっかりしているからこそ、厳しい言葉だけど
    きちんと受け止められるんじゃないかな、と思いました。

    親子の絆がしっかりしていなかったら、
    きっと「だらしない奴だな」なんて言われてしまうと、
    お子さんはすぐに気持ちが凹んでしまいますよね。

    子どもたちには、言葉の意味だけにとらわれずに、発した人の心理も
    読み取れる子になってほしいですね。
    祭り着姿のお嬢ちゃんのように。



    寝る前の絵本タイムエピソード

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      「はなさかじい」は民話なので、様々なバージョン絵本が存在します。
      私は、こちらの瀬川康男さんが絵を手がけている、松谷みよ子バージョンを愛蔵しています。

      普段はあまり選ばない「はなさかじい」を次女が寝る前に読んでと持ってきました。
      皆さんご存知の通り、シロという不思議な犬は、隣りのごうつくばりなじいさんばあさんに
      よって殺されてしまいます。そのシーンを読み終わった後、「しろ、かわいそう」と次女が
      ぽつりと言いました。

      この「かわいそう」は、多分に「殺されてしまいかわいそうだな」という一般論よりも、
      お話が進んで行く過程で、シロを心から可愛がる、やさしいおじいさんおばあさんたちの
      描写を、次女の心が読み取っていたからなんだな〜と感じました。
      読み手の私ですら、「おじいさんとおばあさんがシロを可愛がる姿が半端ないな」と
      思ったぐらいです。
      愛情溢れた生活を送っている様子から一転、シロが殺されてしまう。その相反する
      お話の展開が、子どもの心を揺さぶったのでしょうね。

      このように、子ども自身が自ら得た心の運動が、感情の種となり子どもの心にしまわれて
      いく。そして、その子の心の糧になるのだと、私は思います。
      子どもの成長の証を実感できて、嬉しい夜でした。


      絵本で抱っこの絵本講座、第二回目開催!

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        絵本で抱っこ という絵本講師の集団を結成して早1年。

        今年度は、世田谷区子ども基金の助成事業として「絵本で抱っこの『絵本講座』」
        を定期開催しています。

        第二回目の場所は、世田谷区の文化財施設「瀬田四丁目広場・旧小坂邸」です


        駅からちょっと離れていますが、日本の文化を感じられる本当に素敵な施設です!
        文化財施設で絵本講座を聞くなんて、本当になかなかないチャンス
        です。
        皆様是非お誘い合わせの上、ぜひお越しください♥



        日時:2012年10月21日(日)13:30~15:00
        場所:瀬田四丁目広場・旧小坂邸
        住所:東京都世田谷区瀬田四丁目41-21
        ※交通アクセス詳細や講座のチラシ(PDF)は、
        公式HPをご覧下さい。
        お申し込み、お問い合わせは
        ehondedakko@gmail.comまたは090-1666-4446(担当川口)まで。
        また、絵本で抱っこのホームページ(http://ehondedakko.jimdo.com/)も
        ご覧ください。


        【絵本講座とは?】
        絵本は単に子どもの娯楽だけでなく、子どもの健やかな育ちに関
        連している本です。
        それだけではありません。
        日本社会が今後、物
        質的だけでなく精神的にも豊かになれるかを左右する、重要な
        要素
        を含んでいる本です。絵本はとても奥の深い書籍なのです。

        日本の子どもの育ちにまつわる生活環境は、戦後から現代まで、急速に変貌を
        遂げてきました。

        現代の子どもたちにおける様々な育ちに関する問題をどうするか、
        それは単に
        子どもを持つ家庭だけの課題ではありません。

        将来を担う子どもたちの心身共に健やかな成長は、私たちが将来や
        すらいだ気持ちで
        生活するためにはとても大切なのです。

        お子さんを持つ親御さんだけでなく、地域コミュニティを活性化す
        ることに尽力されて
        いる方、教育に関わる方、おじいちゃんやおば
        あちゃん、「日本の実りある社会」を
        作ることに関心のある方、絵
        本が好きな方、色々な方に聴いて頂きたいです!

        絵本で抱っこ 絵本講座 作井智子 世田谷区子ども基金
        イベントの詳細は画像をクリックしてください!

        おれがあいつであいつがおれで

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          長女は小学校3年生。本を読むのが三度の飯より好きな、まさに「本の虫」です。
          「おれがあいつであいつがおれで」は、男の子と女の子の体と心が入れかわって
          しまう性転換フィクション(当たり前ですね)作品です。

          私と同世代の方は大林宣彦監督作品である「転校生」をご覧になったことが
          あるかもしれません。小林聡美さんがパンツ一丁で、鏡にうつった自分の乳房を
          見て「バン!」と叩いて驚く姿が印象に残っています。

          書店でこの本の題名を見た時、すぐに「転校生の原作本だ!」とわかりました。
          娘に「この本、ママが小さい頃映画になったお話なんだよ、読んでみる?」と
          すすめると、「ほしい!」と乗り気。

          以前、こちらの記事でも触れた気がしますが、我が家ではお店で「買って」と
          言われたものを、次にそのお店に行った時にも物欲が続いているかどうかで
          購入を決める「習わし」があります(「俺は違う」と夫から苦情がきそうですが)。

          この本も、「じゃあ、次本屋さんで見かけて覚えていたら買ってあげる〜♪」と
          話をして本屋を後にしました。

          先日、違う書店に行った時、入り口ですぐさま「ママ!、あの心が入れ替わっちゃう
          お話買ってよ!」と娘に言われました。
          よほど、話の内容に興味を抱いたのでしょうね。さっそく購入し、帰りの車
          の中で既に読み耽っていました。

          最初に章をばらばらに拾い読みし、その後は通読して、その次はじっくりゆっくり
          読んでいるようです。
          つまり、そこまで彼女の心をつかんだ本さすが、30年以上読み継がれて
          いるベストセラーです。

          そこまで読み込んでいるので、時々面白い箇所を紹介してくれる長女。
          「『チン●コ』って言葉が何度も出てくる!」
          「おばあちゃんが昼寝している時に、口の中にたくさん蠅が入って云々」
          純児童文学にはおよそ出てこない奇抜な言葉や表現、設定が、彼女にとっては
          とっても可笑しいようです。

          親としては、「え?『チン●コ』??」「殺虫剤で殺しちゃった?おばあちゃんを?」
          と、「はてな」がたくさんです。そんなお話だったっけ??

          こんなお話が、児童文学でいいのかな〜・・と思うのは親心で、子どもにとっては
          ワクワクするのでしょうね。この世界は深いですね・・

          児童文学は未知の世界。これから子どもたちと開拓していくのが楽しみです。
          映画の記憶が薄れているので、長女が読み飽きたら貸してもらって読んでみます。

          ちなみに、こちらのお話の原作者 山中恒さんは、私の大好きな絵本の一つ
          「ハルばぁちゃんの手」をお作りになった方です。




          TVドラマ「あばれはっちゃく」もお作りになっていることを知り、幼少〜成人
          とお世話になっているなと実感しました。

          絵本講座@子育てひろばあみーご

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             2012年8月31日(金)、世田谷区松原にある
            子育て広場あみーごさんにて、絵本講座をやらせて頂きました!

            絵本講師 川口結実 あみーご
            画像は、あみーごさんのブログから頂戴しました。

            熱心にメモをとられるお母さんや、ゆったり赤ちゃんを抱きながら話を聞いて
            くれたお母さん、アクティブに動くお子さんを時々追っては戻ってきてくれる
            お母さん、皆さん実に様々なスタイルで講座を受講してくださいました。

            絵本講師 川口結実 あみーご
            恒例の、「いないいあいばあ」の朗読。絵本を開くと、子どもたちの顔が途端に
            真剣になるから不思議です。

            世田谷区では、地域共生のいえ事業といって区内の家屋等のオーナーによる、
            自己所有の建物の一部あるいは全部を活用した街づくりを行っています。

            あみーごさんも、地域共生のいえを利用して子育て支援の運営をされています。
            つまり、とてもアットホームな民家を利用して子育てサロンを行っているんですね。

            人のあたたかさが感じられるこのような場所で、子育てを応援してもらえる
            のはとても素晴らしいなと感じました。

            実は私も、長女出産直後からあみーごさんには色々お世話になっておりました。
            産後のボディフィットネス講座、産褥ヘルプ、そして子育てサロン。
            もしもまたお世話になることがあったら、またよろしくお願いします〜

            同じく地域共生のいえ事業の施設である「岡さんのいえ TOMO」にて、
            世田谷区子ども基金助成事業である「絵本で抱っこ」が講座を行います!
            講師は澤美代子さんです。

            <詳細>

            絵本で抱っこの「絵本講座」

            日 時:2012年9月16日(日)13:30~15:00

            場 所:岡さんのいえ TOMO(URL:http://www.okasannoie.com/)

            住 所:東京都世田谷区上北沢 3-5-7

                京王線「上北沢」より徒歩5分
                南口を出て右へ進み、桜並木のななめ奥の道へ入ります。
                その道なりにまっすぐ、区民センターの先にあります。

              対 象:子どもに関わるすべての大人対象

                おとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん、
                       保育園や幼稚園の先生、子育て支援をしている方などなど
                       ※お子さん連れ大歓迎です!

              講 師:澤 美代子(さわ みよこ)

                        official blog(http://ameblo.jp/miyoko-sawa-diary/)

             

            講師の澤は、ラジオDJを本業にしながら、2歳の息子さんを育てるママでもあります。
            トークのプロである彼女は、「絵本を読むとき、仕事のスキルは必要ない」
            と断言します。

            それは、親子で絵本を楽しむためのコツが「読み方」ではないことを言い表しています。
            では、どうしたら親子で楽しく絵本を読み、コミュニケーションすることができるで
            しょうか?子どもが絵本を好きになる秘訣は?そんな視点でお話をします。

              参加費:500円

             

            ご予約:

            メールにて下記の申し込み内容を添えてお申し込みください。
            (1)お名前
            (2)お子さんのいる方は、お子さんの年齢
            (3)メールアドレス
            (4)ご住所
            (5)電話番号
            (6)一言ありましたら、ご自由にどうぞ

              送付先:ehondedakko@gmail.com



             

             



            旅館にある冷蔵庫の飲み物

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               7月大潮の三日後。
              神奈川県三浦市に、アカテガニの放仔見学に行ってきました。
              以前、こちら の記事で紹介した絵本に触発され、ずっと行きたかったのです。
              念願叶いました!

              世田谷区の自宅から神奈川県三浦市までは、車で約1時間半ぐらい。
              日帰りで十分帰宅できる距離です。

              我々もそのつもりで着替え一着だけ持参して出かけたのですが、
              三浦の夏〜な雰囲気で気持ちが一気にリゾート気分に変わってしまい、
              思わず一泊してきました。

              行き当たりばったりの旅は、非現実感に拍車をかけます。
              しかも、飛び込みでとれた宿は、明治41年創業の老舗旅館。
              レトロな雰囲気に一気に包み込まれて、完全に現実の生活を忘れかけたその時
              「あ、ハムスターにえさあげないと」いきなり現実に引き戻される長女。
              (母にえさやりを頼むことで問題解決)

              お風呂は部屋にはなく、男女別の大きいお風呂一つずつ。
              男風呂を貸し切りにして、家族風呂にしてくれました。
              さっそく入ろうと入り口にいくと、パジャマ姿で体から湯気立ってる女性が。
              「どうぞどうぞ、お入りください」どうやら住み込みスタッフ(ご家族?)
              のようです。アットホームでいい感じですなぁ。

              お風呂上がりに、夫が冗談ぽく「冷蔵庫に冷たいビールがあるよ!飲めば?」
              と言います。でもその後すぐに
              「でもこういうところの飲み物は高いからね ドロドロ」



              「いいからいいから2」のおばけの一言が、老舗旅館の冷蔵庫によって引き出され
              ました(笑)
              子どもたちもニヤニヤ。絵本で始まり絵本で終わった1日でした。
              近場の旅行だけどとても楽しむことができました。
              アカテガニレポートは後日!

              おでかけひろば@あみーごで「絵本講座」開催!

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                 長女が0歳の時からお世話になっている、地元の子育て支援団体「あみーご」
                さんで、絵本講座をやらせて頂くことになりました!

                「大人のための絵本講座」
                8月31日 (金)10:30〜11:30

                絵本はなぜいいの? どんな絵本を選べばいいの?読み聞かせのコツは?
                「絵本で子育て」センター認定講師の川口が、絵本で子育てすることの
                楽しさをお話します。

                【講師】 川口結実 (「絵本で子育て」センター認定・絵本講師)
                【要予約】先着15組


                お申し込みは
                ☆メール(at-amigo@na-ka-ma.com)
                ☆ファクシミリ(03-3328-4411)
                の何れかでお願いしましう。

                タイトルを「絵本講座申込」として、
                ・お名前
                ・連絡先
                ・お子さんの名前と月齢
                以上をお知らせください。 

                または「おでかけひろば@あみーご」現地にてどうぞ!
                【参加費】500円(資料代)

                かつて、初めての育児に翻弄されあたふたしていた私を支えてくれた
                「あみーご」さんで、講師として講座を行えるとは・・とても感慨深いです。
                皆さん是非お越しください!育児についてのぶつぶつもお話しましょう。



                場所などの詳細は、↑をクリックしてください!

                朗読会に参加しました!

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                  絵本講師仲間ジェリー・マーティン主催の朗読会に、読み手として参加しました!

                  川口結実 絵本講師

                  今回、「絵の力」というテーマで、絵本を選書しました。
                  一冊目は「へそもち」渡辺茂男/作・赤羽末吉/絵(福音館書店)
                  そして二冊目は、「ハルばあちゃんの手」山中恒/作・木下晋/絵(福音館書店)です。



                  実は、「ハルばあちゃんの手」は、私の「読むと泣いてしまう絵本」第二位。
                  泣かないように頑張って読みましたが、やはり最後のぐっとくる一文を読んだ時は、
                  泣き声になってしまいました。
                  皆さんはどうだったかな?と思ったら、やはり聴いている方もぐっときていた様子。
                  ジェリーのページ"Busy Bee Books"より引用します。

                  一番目の読み手は川口さんでした。「へそもち」と「ハルばあちゃんの手」を読みました。

                  「へそもち」を読んだ時に子どもたちずっと静かに聞きました。「ハルばあちゃんの手」を読んだ時にもちろん子どもたち聞きましたけど大人の方に泣きそうな 人たちいました。「へそもち」は赤羽末吉のにぎやかな色使いと「ハルばあちゃんの手」のリアルなスケッチ風の絵はとてもバランスが良かったです。

                  川口さんありがとうございました!


                  こちらこそありがとうございました!とても楽しいひとときでした。
                  こちらのイベントは、これから定期的に開催することになったとのこと!

                  場所は、埼京線日進駅から徒歩15分の英語教室"That! English School"です。
                  ジェリーのことや英語教室のこと、詳細は彼のホームページをご覧下さい。

                  ↓以下の画像をクリックしてください!
                  絵本講師 ジェリー・マーティン

                  最近の鳥肌絵本体験

                  0
                    今回は嬉しいお知らせがあります。

                    絵本講師の会「絵本で抱っこ」が世田谷区子ども助成事業の助成金を頂くことに
                    なりました!


                    助成事業を行うにあたり、会場選定や講師選定、宣伝告知などなど事務作業に
                    追われていました。

                    ここ数日で、やっと会場数カ所の目処がつき、ほっとしている就寝前のこと・・

                    次女が「これよんで〜」と絵本を持ってきました。




                    「おひさま あはは」前川かずお 作・絵(こぐま社)

                    1980年の初版以来、60刷重版の大人気絵本です。

                    屈託なく笑うおひさま、木々や動物、そしてママ。
                    でも僕はしかめっ面。

                    だけど、ママが抱っこした途端、僕は「あはは」って笑顔になっちゃう。
                    単純明快ながら、とても深ーい読み方もできる、傑作です。

                    この絵本、次女が1歳ぐらいの時に大好きで、頻繁に読んでいました。
                    「あれ?」という文のところでは、何か訴えたいのかそのページに
                    くる度に「じゃじゃ」とつぶやいていたのを、今でも思い出します。

                    お休み前に布団に寝そべりながら、この絵本を久しぶりに読みました。

                    読み終えて、さぁ寝ようねと布団をかけようとすると、何やら一人で
                    もごもごとお話を始めました。独り言のような、私に語りかけている
                    ような。

                    「あいよー どんなことでも きいてちょうら〜い」
                    「ふーふー ららら ふー ららら」

                    ん?どこかで聞いたことがあるな。この台詞。

                    確か、去年保育園でよく読んでもらっていた紙芝居だ。
                    確か「うみぼうずフララ」という題名。(当時、先生に教えてもらいました)
                    すぐに思い出しました。

                    読んでみたくてあちこち探したのですが、絶版で結局まだ出合えていません。
                    もしかしたら、新品じゃなくても買えるかもしれない。もう一度探してみようか。

                    さっそくパソコンで検索してみると・・・

                    「うみぼうずフララ」の作者は、「おひさま あはは」と同じ作者
                    前川 かずおさんだったのです。

                    1年前に読んでもらっていた紙芝居と、その前から読んでいるこの絵本。
                    次女は、「おひさま あはは」から「うみぼうずフララ」の記憶が蘇ったのです。

                    私は、作者の一致に気がついた途端、鳥肌が立ちました。

                    すごい!こんなに小さいのにちゃんと作者が一緒だって分っている!!
                    子どもの心は何て神秘的なんでしょう。
                    そう思うと同時に、心身共に健やかに育っている次女のことを、心から愛おしく
                    なりました。

                    私はこうして、絵本によって子どもの成長に気付かされることが、よくあります。
                    皆さんも、日常的に親子で絵本を読んでみてください。すぐには現れないけれど、
                    おもしろいことが、たくさんありますよ。


                    絵本講師の交流会にてミニ講座!

                    0
                      絵本講師の会「はばたきの会」にて、ミニ絵本講座をやらせて頂きました!



                      今回の交流会では、「絵本で子育て」センター認定の絵本講師が集まり、
                      情報交換を行ったり活動報告をしあいました。
                      そうすることで、講師の活動の場を積極的に行うための勉強になるし、
                      刺激し合えるのですね。新潟や山形から参加の方もいらっしゃいました!

                      自己紹介では、絵本講座をやらなくても地域の読み聞かせボランティアを
                      したり、お仕事に知識を活かしたりと、様々な分野で頑張っているお話しを
                      伺えて胸が熱くなりました。皆さん、子どもとしっかり関わるために
                      切磋琢磨しているんですね。

                      お昼ごはんを食べいてる間も絵本にまつわる話題は尽きませんでした。
                      皆さん本当に絵本が大好きなんですよ!

                      午後は私のミニ講座。
                      川口結実 絵本講師

                      40分ほどお時間を頂きました。
                      時間が短い時はあれこれ内容を詰め込まず、伝えたい内容に絞ってお話し
                      することにしています。

                      今回は、戦後の復興や高度成長期を経て、子どもに関わる人間関係が様変わり
                      したことを提起し、今の日本社会では、子どもが人と関わる機会も場も少ない
                      ことをお伝えしました。

                      私もそうなのですが、忙しい日々を過ごしていると、何かと自分自身や家族
                      に目を向けることが希薄になってしまうことがあります。余裕がない時は
                      更にそうです。

                      大切なのは、その時に「はっ」と気が付くことができること。
                      最近、あまり関わってないな〜、と「意識」を向けることです。

                      そこで、絵本を仲立ちにして、意識的に親子の時間、そして絵本の話題を
                      通じて家族のコミュニケーションをはかりましょう。とお話ししました。

                      ここで、サトシンさんの「ヤカンのおかんとフトンのおとん」
                      (佼成出版社)
                      を読みたいな〜と思っていたのに、緊張のためか忘れてしまいました(;;)




                      その後、具体的な絵本の選び方や選ぶ目安をお伝えしました。

                      1.初版から20年以上経過している「成人式を迎えた絵本」であること。



                      たとえば、この「ひとまねこざる」(H.Aレイ文・絵 光吉夏弥訳 岩波書店)
                      は初版が1954年です。私の母が1950年産まれなので、母と同世代の
                      絵本というわけです。
                      それだけ長い間人々に愛されて、売れ続けているということは名作なんですね。


                      2.主食の絵本であること。

                      絵本には、しっかり内容が綴られている「主食の絵本」と、概要だけの
                      (多くは申しませんが・・・)「おやつの絵本」があります。
                      その、主食絵本とおやつ絵本を例にあげ、お話ししました。
                      私の講座では、日本の民話「かさじぞう」と、イギリスの民話「さんびきのこぶた」
                      を例にあげてお伝えしています。


                      (注:おやつ絵本が決してダメなのではありません。バランスよく選書することが大切
                      ということを付け加えております)


                      このように、具合的な例をあげつつ、最後の選び方としてあげたのは

                      「ママの感性で選ぶ!」ということ。

                      お母さんが日常的に絵本を読んであげていると、だんだんと子どもの趣味や
                      趣向、今関心のあることが分かってきます。その、子どものことを思いながら
                      選書する気持ちが大切なんです。

                      また、お母さんが「この絵本いいなぁ、私、好き」と思える絵本でもいいです。
                      そんなお母さんの「好き」という気持ちが、子どもの気持ちにとても「響く」
                      んですね。

                      もちろん、その「ママ」が「パパ」や「おじいちゃん」「おばあちゃん」に
                      かわってもいいのです。読み手が一生懸命選んでくれた絵本ですもの、もう
                      それだけでお子さんは喜ぶのではないでしょうか。

                      ミニ講座終了後も、グループ懇談で実にいろいろなお話しを聞くことができて、
                      大変刺激になった会でした。

                      この「はばたきの会」交流会は東京では年に1回ですが、これからは有志で
                      定期的に集まり、情報交換や講座発表会を行っていきたいね、という話題に
                      なりました。

                      絵本の読み方選び方は、色々な方法や考え方が世の中に氾濫しています。

                      そこで、どれを信じたらいいのか分からなくなってしまうとせっかくの絵本との
                      出合いが悲しい思い出になってしまいます。

                      他者の方法論や理論より、まずはご自身に一本筋の通った絵本の理念を注入して
                      ください。

                      そのために、是非「絵本講師養成講座」を受けて頂くことをおすすめします。
                      こちらの講座は芦屋と東京の2会場にて毎年開催されます。

                      芦屋は4月、東京は5月に既に第一回目が修了していますが、若干お席があるため
                      まだ募集をしております。修了した会については、ビデオ受講ができます。
                      是非、ご自身の絵本文化を変化させ、実りのある絵本ライフを送って頂けると
                      嬉しいです。
                      絵本講師・養成講座 2011  川口結実

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